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サメや海の本

沖縄美ら海水族館の裏側を徹底解剖『沖縄美ら海⽔族館はなぜ役に⽴たない研究をするのか?サメ博⼠たちの好奇⼼まみれな毎⽇』

2022年6月14日

株式会社産業編集センターは、2022年6月15日に沖縄美ら海水族館の水族館の研究者たちの日常&非日常を詰め込んだ書籍『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?サメ博士たちの好奇心まみれな毎日』を刊行しました。
年間300万人以上が訪れる沖縄美ら海水族館。ジンベエザメの雄大な泳ぎに目を奪われがちですが、その裏ではおどろくべき研究活動が行われています。実は、沖縄美ら海水族館は世界からも注目される「超一流の研究施設」なのです。この本を読んで、沖縄美ら海水族館の裏側を覗いてみませんか。

沖縄美ら海水族館は研究施設

『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?』『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?』

沖縄美ら海水族館は、世界中の研究者が羨む超一流研究施設だった!

沖縄県を代表する人気観光スポットのひとつ、沖縄美ら海水族館。来場者数は年間300万人を超え、ジンベエザメが優雅に泳ぐ姿は多くの人々に愛されています。

そんな沖縄美ら海水族館が実は「超一流研究施設」であることを知っている人は少ないのでないでしょうか?
沖縄美ら海水族館には飼育員だけでなく研究者が多く所属しており、飼育展示にとどまらない研究を行っています。新種の海洋生物の発見、飼育技術での特許取得など、その実績は国内外の研究者が視察に訪れるほど。
特にサメ研究においては、他に類を見ない独自の研究が盛んに行われています。

本書は、普段目にすることのない「研究施設としての魅力」について、沖縄美ら海水族館所属のサメ研究者3人が語るエッセイです。
コロナ禍の水族館職員の奮闘、ジンベエザメの健康診断方法、化石から古代ザメのペニスを探した話、人工子宮でのサメ繁殖など、人気水族館の裏にある日常&非日常をめいっぱい詰め込みました!

 

研究者たちの奮闘

書籍『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?サメ博士たちの好奇心まみれな毎日』では、佐藤圭一、冨田武照、松本瑠偉の3人のサメ研究者が、水族館の裏側で繰り広げられる日常と非日常を語ります。

『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?』見開き1『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?』見開き1

『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?』見開き2『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?』見開き2

知られざる研究の世界

沖縄美ら海水族館には、飼育員だけでなく多くの研究者が所属し、飼育展示にとどまらない先進的な研究を行っています。新種の海洋生物の発見や飼育技術での特許取得など、その実績は国内外の研究者が視察に訪れるほどです。

  • ジンベエザメの20年以上にわたるモニタリング調査
  • 深海ザメの飼育技術の開発
  • 環境DNAを用いた生物多様性調査

特にサメ研究においては、他に類を見ない独自の研究が盛んに行われています。

水族館の社会的役割

日本動物園水族館協会は、水族館の役割をレクリエーション、教育、保全、研究の4つに定めています。沖縄美ら海水族館は、この4つの役割を高いレベルで実現し、さらに科学に基づいた環境保全と持続可能な観光を両立する新しいモデルを目指しています。

水族館の研究者たちは、世界初のジンベエザメとマンタの長期飼育や、深海生物の飼育技術開発など、数々の画期的な成果を上げています。彼らの挑戦は、好奇心という枠を大きく超えて、沖縄や世界の環境、社会への貢献にもつながっています。

『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?サメ博士たちの好奇心まみれな毎日』は、水族館がいかに科学を探求し、人々に夢を与え、社会に貢献しているかを教えてくれる本です。

書籍情報「沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?サメ博士たちの好奇心まみれな毎日」

『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?』

書名:沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?
サメ博士たちの好奇心まみれな毎日
著者:佐藤圭一、 冨田武照、松本瑠偉
仕様:四六判、244ページ、口絵4ページカラー+本文1色
定価:1,980円(税込)
発売:2022年6月15日
ISBN:978-4-86311-335-0

著者プロフィール

著者近影著者近影

佐藤 圭一(Keiichi Sato)写真右

1971年生まれ。栃木県出身。博士(水産学)。1990年北海道大学入学、同大学大学院水産科学研究科・博士後期課程修了。2000年より沖縄海洋生物飼育技術センター(国営沖縄記念公園水族館)、2002年沖縄美ら海水族館勤務を経て、2013年(一財)沖縄美ら島財団総合研究センター・動物研究室長に就任。現在は同研究センター動物研究室・上席研究員および沖縄美ら海水族館・統括を兼任する。軟骨魚類の比較解剖学・分類学・繁殖生態学などを中心に、幅広くサメ・エイ類の調査研究および水族館に関する普及活動を行っている。

冨田 武照(Taketeru Tomita)写真中央

1982年生まれ。神奈川県出身。博士(理学)。2011年に東京大学・理学系研究科地球惑星科学専攻・博士課程を修了後、北海道大学総合博物館、カリフォルニア大学デービス校、フロリダ州立大学沿岸海洋研究所の研究員を経て、2015年より(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター動物研究室に勤務。現在、主任研究員。同財団水族館管理部魚類課兼任。軟骨魚類の進化学、機能形態学が専門。

松本 瑠偉 (Rui Matsumoto)写真左

1978年生まれ。兵庫県出身。博士(水産科学)。1997年近畿大学入学、2001年北海道大学大学院水産科学研究科・博士前期課程入学、2007年同博士後期課程修了。広告会社勤務を経て、2009年より沖縄美ら海水族館に勤務。現在は(一財)沖縄美ら島財団水族館管理部・魚類課長および同財団総合研究センター動物研究室・上席研究員を兼務する。ジンベエザメやマンタなど、大型のサメやエイ類の調査研究に従事し、水族館における飼育・展示や解説を行っている。

この記事はプレスリリース、沖縄美ら海水族館は、世界が羨む超一流研究施設だった! 巨大水槽の裏側を、この1冊で徹底解剖
『沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか?』6/15発売🦈
をもとにサメぺディアが編集したものです。

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