Sdgsとは
SDGsとは、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた17の「持続可能な開発目標(SDGs)」のことです。
サメたちや地球との共生
![水族館マクセルアクアパーク品川のサメがいる「熱帯大水槽」のツマグロ。水深約2メートル、幅約20メートルの横長の水槽に53種、約7700匹の魚たちが優雅に泳ぐ姿は圧巻。](https://sharkspedia.org/wp-content/uploads/2021/02/blacktip-reef-shark-5.jpg)
水族館マクセルアクアパーク品川のサメがいる「熱帯大水槽」のツマグロ。水深約2メートル、幅約20メートルの横長の水槽に53種、約7700匹の魚たちが優雅に泳ぐ姿は圧巻。
MUSEAブログでは、17の「持続可能な開発目標(SDGs)」のうち、14.海の豊かさを守ろうに取り組んでいきます。
ブログの特性を生かし、サメの抱えている問題や保護について取り組み、情報をアップデートしていきます。
SDGs 14.海の豊かさを守ろうとは
海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
世界の海洋は地球表面の70%を占めています。
海洋はその温度、化学的性質、海流、生物を通じ、地球を人間にとって住みよい場所にする地球規模のシステムを動かしており、わたしたちはさまざまな恩恵を海から受けています。
雨水や飲み水、気象、気候、海岸線、わたしたちの食料の多く、さらにはわたしたちが吸っている大気中の酸素でさえ、究極的には海洋によって提供、制御されています。
海洋は歴史全体を通じ、貿易や輸送に不可欠な経路にもなってきました。
ところが、海についてはいまだにわかっていないことの方が多く、わたしたちが海と上手に付き合いながら活用できているのかという面では大きな課題を抱えています。
また、わたしたちの暮らす日本は四方を海に囲まれた国です。
排他的経済水域(EEZ)だけでも世界6位の面積があり、それだけ多くの恩恵を海から受けています。
この地球にとって必須の資源である海洋を慎重に管理しようという取り組みは、持続可能な未来の重要な要素となります。
SDGs14 海の豊かさを守ろうのターゲット 14.2
2020年までに、海洋および沿岸の生態系のレジリエンス強化や回復取り組みなどを通じた持続的な管理と保護を行い、大きな悪影響を回避し、健全で生産的な海洋を実現する。
SDGs14 海の豊かさを守ろうのターゲット 14.4
2020年までに、漁獲を効果的に規制して、乱獲や違法・無報告・無規制(IUU)漁業および破壊的な漁業慣行を撤廃し、科学的情報に基づいた管理計画を実施することにより、実現可能な最短期間で水産資源を、少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる持続的生産量のレベルまで回復させる。
2048年に魚がいなくなる!?
2048年に魚がいなくなり海が空っぽになるという予測は、ボリス・ワームらが2006年にScience誌に発表した、海洋生物の個体数や種の減少についての科学論文です。
2021年3月に公開されたNetflixのドキュメンタリー「Seaspiracy」の中で、2048年に魚がいなくなり海が空っぽになるという主張されたことに対して海外では大きな議論が湧き上がったといいます。
一方、ワシントン大学の水産科学の専門家であるマイケル・メルニーク博士は2048年に魚がいなくなるという予測については問題点を指摘しています。
このように、2048年に魚がいなくなるという予測については二つの意見が対立していますが、「乱獲は深刻な問題である」という点についてはどの専門家にも共通した考え方です。
サメの問題とは
![かわいいトラフザメの特徴とは?サメ好きなわたしが自分で撮影した画像付きで解説](https://sharkspedia.org/wp-content/uploads/2021/02/zebra-shark-7.jpg)
マクセルアクアパーク品川のトラフザメ。2021年2月に撮影。
MUSEAブログではサメについての問題をとりあげていきます。
サメの保護のためにできること
![ツマグロはかわいい。サメの写真。](https://sharkspedia.org/wp-content/uploads/2021/02/blacktip-reef-shark-10.jpg)
マクセルアクアパーク品川のツマグロ。2021年2月に撮影。
サメの保護活動というと、一見スケールが大きくとても個人の手に負えるものではないように思えてしまいます。
しかしながら、このブログでサメの情報を発信することで、次のようなことを実現することを目標にしています。
- サメのイメージを向上
- サメにも個性があることを知ってもらう
- 人食いザメという一面的ではない多面的なサメの姿を知ってもらう
- かわいいサメの写真の紹介してどう猛なだけではないサメの姿を知ってもらう
- サメがいる水族館の紹介してサメと触れ合う機会を向上
- サメに親しみをもってもらう
- 絶滅危惧種のサメについての情報発信
このようにMUSEAブログでは、ブログを通じてサメの啓蒙活動をおこなっていきます。
わたし個人の「SDGs14 海の豊かさを守ろう」で目指すべきゴールはサメが人食いザメというイメージから解放し、サメの魅力に共感してくれる人を一人でも増やすことです。
また、海洋汚染、フカヒレ問題など、産業や消費者にとって都合の悪い事実であっても公平な立場で伝えていきます。
わたしたちは海洋資源という共有財を利用するものの責任として、そのようなことを知ることも大切だと考えるからです。
そのような、都合の悪い真実も知ることで普段の行動が変化し、ひいてはそれがこのブログを読んだ誰かの環境問題への意識の高まりへとつながっていけば幸いです。
【資格】SDGs検定合格講座(オンライン講座)
かわいいサメと暮らしたい人におすすめ
![にゃぶり](https://sharkspedia.org/wp-content/uploads/2021/09/nyaburi.jpg)
AQUA ぬいぐるみ マリン ガブッと サメ 00280146