先日、東京スカイツリータウン・ソラマチの『すみだ水族館』に行ってきました。
サメの種類があまり多くないイメージがあったので、これまで足を運ぶことのなかったすみだ水族館。
今回のブログでは、すみだ水族館のサメの種類だけではなく見どころについても紹介します!
すみだ水族館のサメの種類
すみだ水族館にいるサメは2種類です。
- シロワニ(Sand tiger shark)
- ネコザメ(Japanese bullhead shark)
以前は、小笠原大水槽(5〜6F)にシロワニ、サンゴ水槽(6F)にネコザメでしたが、ネコザメがサンゴ水槽(6F)から小笠原大水槽(5〜6F)にお引越ししたため、サメたちは小笠原大水槽にいます!
すみだ水族館のシロワニ
すみだ水族館のサメといえば、小笠原諸島の海をテーマにした、彩り鮮やかな魚が群れを成して泳ぐ大水槽「小笠原大水槽」を優雅に泳ぐサメ「シロワニ」です。
すみだ水族館の「小笠原大水槽」とは、「小笠原諸島の海」が再現されている大水槽です。
小笠原村とタイアップした「小笠原大水槽」はボニンブルーの世界を照明ライトで再現しています。
ボニンブルーの「ボニン」は小笠原諸島のこと。
江戸時代の発見当初、小笠原は「無人島(ぶにんじま)」と呼ばれていました。
その後移住した欧米系島民の間で「ブニン」→「ボニン」と転訛していったことに由来します。
ちなみに小笠原諸島は現在も英名は”Bonin Islands”です。
引用:ボニンブルー
この「小笠原大水槽」では、小笠原諸島の海からやってきたシロワニやマダラエイの大型種をはじめ、群れで泳ぐ姿が素敵なノコギリダイ、ヨスジフエダイといった小笠原の水中ではよく遭遇するような魚たちが仲良く暮らす空間をみることができます(出典:小笠原村観光局)。
わたしが行った日のシロワニは「小笠原大水槽」の上部(6F)を泳いでいましたが、「小笠原大水槽」の下部、ペンギンカフェ(5F)付近を泳いでいる日もあるようです。
水槽の上部(6F)は1.5mほどのスペースに人が集まってしまうため、できれば「小笠原大水槽」の下部(5F)を泳いでいるシロワニに会えればいいのになぁと思いました。
すみだ水族館のシロワニはシュッとしたフォルムをしています。
多くのサメはメスの方がふっくらした丸みのある体をしていますが、シロワニの場合はそれが特に現れているように思います。
体つきから想像できるかもしれませんが、すみだ水族館のシロワニの性別はオスです。
サメのオスとメスの見分け方
シロワニのおなか側にクラスパー(サメの生殖器)が二本ついているのがわかりますか。
クラスパーがあるのがオスなのです。
すみだ水族館のシロワニの大きさ
すみだ水族館のシロワニの大きさはおおよそ2.5mです。
このイラストはソーシャルディスタンスを案内するためのものなので、おそらくここ2年くらいに測定したシロワニの大きさと推定されます。
水族館で飼育されているシロワニも少しづつ大きくなっているので、今はちょっぴり大きくなっているかもしれませんね。
すみだ水族館のシロワニの詳細
シロワニについてさらに詳しく知りたい方は『共食いするサメ!シロワニの特徴、大きさ、生態、寿命、生息域とは?会える水族館も紹介』をどうぞ!
すみだ水族館のネコザメ
小笠原大水槽(6F)のとなりのサンゴ礁水槽にネコザメがいます。
ネコザメがサンゴ水槽から小笠原大水槽にお引越し
2024年12月追記
ネコザメは、サンゴ水槽(6F)から小笠原大水槽(5〜6F)にお引越ししました!
大水槽にいますよ。なかなか姿を見せませんが…
— サメ社会学者Ricky YouTube&サメブログ (@shark_sociology) December 20, 2024
サメ社会学者Rickyさん、ありがとうございました!
2024年2月時点では、サンゴ水槽(6F)にいましたが、同年8月には「前までにいたネコザメが水槽にいなかった」という心配する声が。おそらく、2024年2月〜8月の間にお引越ししたと思われます!
\ ネコの日 part2 /
仲良し・・?ちょっとだけ迷惑そうなネコザメ...😖 pic.twitter.com/sXHtnYSMaD— すみだ水族館【公式】 (@Sumida_Aquarium) February 22, 2024
えのすいなどの大水槽にいるネコザメはよく泳いでアクティブなので、サンゴ水槽よりも広々した小笠原大水槽の方が暮らしやすいのかもしれませんね。
すみだ水族館のネコザメ
他の水族館で見るネコザメと比較すると、すみだ水族館のネコザメは体色がすごく濃い色に見えます。
サメの体色の違いは餌や生まれた土地が関係するという話を聞いたことがありますが、他の水族館の子よりもダークカラーなネコザメでした。
じっと動かないままだったので、すみだ水族館のネコザメの性別は不明です。
すみだ水族館のネコザメの詳細
- 標準和名
- ネコザメ
- 別名
- 猫鮫、サザエワリ(栄螺割)
- 英語名
- Japanese bullhead shark
- 学名
- Heterodontus japonicus
- 保全状況
- 低懸念(LC / Least Concern)
- 飼育されている水槽の名前
- サンゴ水槽(6F)→小笠原大水槽(5〜6F)
すみだ水族館のシロワニ・スイーツ
個人的には、すみだ水族館のサメ好き向けの見どころとしてポイントが高いのが、シロワニ・スイーツ『すいすいドルチェ』!
シロワニ型のクッキーと海のように青いソフトクリームがとってもかわいい♡
銀色の粒状のアラザンもアクセントになっていてSNS映え間違いなしの逸品です♡
『すいすいドルチェ』はすみだ水族館のいきものたちの色や特徴を表現したオリジナル・ドルチェなのでここでしか食べることができません。
すみだ水族館オリジナルの小笠原塩バニラを使用しているのもポイント。
水族館スイーツでサメはかなりレアなので、サメ好きさんはぜひシロワニの『すいすいドルチェ』を食べてみてくださいね♡
- 名前
- すいすいドルチェ
- 価格
- 450円(税込)
- 種類
- シロワニやペンギンなど4種類
- 売っている場所
- ペンギンカフェ(5F)
すみだ水族館のサメ以外の見どころ
自然水景にはカラフルなお魚たちがたくさん。
写真はハーフオレンジレインボーです。
そのほかにも、レッドアイカラシン、レインボーテトラ、ラミーノーズテトラ、オーストラリアハイギョ、レッドライントーピードバルブ、サンダーロリポップカリア、ヤマトヌマエビなどのさまざまな魚と会うことができます。
※魚の種類はLINNE LENSの判定によるもの。
「クラゲエリア」の見どころは、すみだ水族館で生まれた約500匹のミズクラゲが漂う、長径7メートルの楕円形の水盤水槽「ビッグシャーレ」。
上部が解放されたクラゲの水槽は他では見ることができない新感覚な水槽です。
水族館の定番、チンアナゴはサンゴ水槽に。
水槽越しに写真を撮ると、おもしろい写真が撮れるのでおすすめです。ことらもサンゴ水槽にて。
小笠原大水槽のウツボくん。
すみだ水族館の江戸リウムは日本最大級の金魚展示ゾーンです。
さまざまな色や大きさの金魚たちの展示が多いのが特徴です。
金魚の姿の美しさを生かしているのでみていて飽きません。
すみだ水族館のサメまとめ
2022年3月現在、すみだ水族館のサメは2種類です。
サメ好きの人には物足りないようにも感じてしまいますが、わたしは年パスを購入してしまいました。
年間パスポートを購入した理由は次の通り。
- 小笠原諸島の海からやってきたシロワニがいる
- 年間パスポートがシロワニ
- シロワニスイーツがある
- 立地がいい
- 居心地の良い空間
通常の入場券で入っても当日中であれば年間パスポートにグレードアップできるので、ひとまず普通に入場して、気に入ったら年間パスポートにグレードアップしても良いと思います!
すみだ水族館 年間パスポート | |
---|---|
大人 | 4,600円 |
高校生 | 3,400円 |
中・小学生 | 2,200円 |
幼児(3歳以上) | 1,400円 |
すみだ水族館の年間パスポートを提示すると東京ソラマチの各店のお得な優待がうけられるサービスもあるので、おすすめです。