「ラブカ(Chlamydoselachus anguineus)」は、原始的な特徴を今に残すことから「生きた化石」とも呼ばれる深海性のサメです。ウナギのように細長い体と、喉をぐるりと囲むフリル状のエラを持ちます。
まるで怪獣のような姿から、映画『シン・ゴジラ』の第2形態のモチーフのひとつになったともいわれています。
観察例が限られる深海種であるため、「人を襲うことはあるの?」「寿命や妊娠期間が非常に長いって本当?」「絶滅危惧種なの?」といった疑問も少なくありません。
ラブカとは、いったいどのような魚なのでしょうか。
この記事では、ラブカの名前の由来や寿命、大きさ、水深、生態、歯の構造、危険性、そして最新の保全状況まで、科学的知見をもとにわかりやすく解説します。
深海の古代ザメのラブカとは学名 Chlamydoselachus anguineus 1884年
分類Scientific Classification
ラブカ(学名:Chlamydoselachus anguineus 英語名:Frilled shark)は、カグラザメ目 Hexanchiformes > ラブカ科 Chlamydoselachidae > ラブカ属 Chlamydoselachusのサメです。
ラブカは漢字で「羅鱶」と書きます。
- 界 Kingdom
- 動物界 Animalia
- 門 Phylum
- 脊索動物門 Chordata
- 綱 Class
- 軟骨魚綱 Chondrichthyes
- 亜綱 Subclass
- 板鰓亜綱(ばんさいあこう) Elasmobranchii
- 亜区 Subcohort
- サメ亜区 Selachii
- 上目 Superorder
- ツノザメ上目 Squalomorphi
- 目 Order
- カグラザメ目 Hexanchiformes
- 科 Family
- ラブカ科 Chlamydoselachidae
- 属 Genus
- ラブカ属 Chlamydoselachus
- 種 Species
- ラブカ Chlamydoselachus anguineus
深海ザメ、ラブカの基本情報
ラブカ(Chlamydoselachus anguineus)は、フリル状のエラとウナギのような体つきが特徴の深海性サメです。ここでは英名・分布・水深・大きさ・繁殖など、よく検索される基本情報をまとめます。
- 名前
- ラブカ(羅鱶)
- 英名
- Frilled shark
- 学名
- Chlamydoselachus anguineus
- 保全状況
- 低懸念(Least Concern / LC)
- 分類
- カグラザメ目(Hexanchiformes)ラブカ科(Chlamydoselachidae)ラブカ属(Chlamydoselachus)
- 危険度
- シャークアタックの回数
- 0件のサメ事故(1580-2022年)
- サメの攻撃が原因の死亡事故
- 0件のサメによる死亡事故(1580-2022年)
- 分布域
- ノルウェーから南アフリカまでの東大西洋、日本からオーストラリアにいたる西太平洋、カリフォルニア南部からチリ北部までの東太平洋。
- 日本国内での分布域
- 駿河湾、相模湾、東京湾(東京海底谷)。
- 生息域
- 大陸棚と大陸斜面上部から中部。湧昇流などの生物学的生産力の高い場所に生息
- 水深
- 0–1570m(通常120–1280m)。日本の駿河湾では水深50~200mでも見られる。
- 大きさ
- 135–150cm。成熟サイズ:オス約118cm、メス126–150cm。出生サイズ:39–60cm
- 最大全長
- 196cm
- 体重
- -
- 平均寿命
- 25〜50年
※ラブカの正確な寿命は不明です。深海性で成長が遅いと考えられているため、長寿である可能性がありますが、明確な推定値はありません。
- 繁殖方法
- 卵胎生(卵黄依存型)
- 妊娠期間
- 推定1〜3年(最長3.5年)
- 産仔数
- 2〜15匹、平均は6匹
- 幼魚の大きさ
- 全長40~60cm
- 繁殖サイクル
- -
- 成熟年齢
- -
- 成熟サイズ
- オス:全長97〜117cm、メス:全長135~150cm
- 歯の形状
- 三又の矛のような形の多尖頭の歯
ラブカ(Chlamydoselachus anguineus)の意味は?
ラブカの学名はギリシャ語とラテン語に由来します。
- Chlamydos=マント(ひだ状のエラを指す)
- selachos=軟骨魚
- anguineus=ヘビのような
つまり「マントをまとったヘビのようなサメ」という意味です。
英語名は Frilled shark(フリルドシャーク) といいます。
ラブカの危険性は?人喰いザメ?
ラブカは人間を襲う「人食いザメ」ではありません。
- 危険度
- シャークアタックの回数
- 0件のサメ事故(1580-2026年)
- サメの攻撃が原因の死亡事故
- 0件のサメによる死亡事故(1580-2026年)
1580-2026年までの間、ラブカによるシャークアタックの記録はありません。ラブカは深海ザメなので、人間と遭遇する機会がほとんどないからです。
ただし、鋭い歯を持つため、深海魚の漁業者や釣り人が船の上で噛まれてケガをする可能性はあります。
ラブカの特徴

まるでウナギのような体つきのラブカ。
ここではラブカの特徴について解説します。
ラブカが生息するのは水深何m?
ラブカが生息するのは、水深120m〜1,300mの深海です。
水深1,570mで捕獲されることもありますが、1,200m以下での出現はまれと考えられています。
静岡県の駿河湾では、水深50~200mに最も多く生息しているようです。
また、駿河湾で行われているサクラエビ漁では水深80mで混獲されることがあります(東海大学海洋科学博物館×アクアマリンふくしま ラブカ研究プロジェクト)。
ラブカは冷たい海水を好むため、水温が15℃を超えると涼しい深海へ移動していくと考えられています。
ラブカが生きた化石と呼ばれるのはなぜ?

ラブカが生きた化石と呼ばれるのは、原始的なサメの特徴をとどめていているためです。
今から3億5千万年前、古生代デボン期に栄えた古代サメのクラドセラケ(Cladoselache)とラブカの頭の形、ウナギのような体形、歯の形状、エラの数などの特徴が似ていることから「生きた化石」と呼ばれています。
また、サメのエラの数はふつうは5対なのに対し、ラブカは6対あります。この6対というエラの数も古代ザメの特徴です。
ラブカのエラの数は?

水族館で深海サメ「ラブカ」とご対面! 八景島シーパラダイス【2021年1月】
一般的にサメのエラ孔の数は5対ですが、ラブカのエラ孔は6対あります。
また、1付目のエラ孔(顔に一番近いエラ)は長く、あごの部分までつながっています。
ラブカの歯
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ラブカの歯のは三又の矛のような形の多尖頭の歯が300本以上、上顎19〜28列、下顎に21~29列の歯が並んでいます。
三又の矛のような形の歯というのは、ギリシャ神話に登場するポセイドンが持っているような三叉の槍みたいな感じです。

正確にいうと、三又の間に小さなとんがりがあるので、ラブカの歯は5つに分かれています。
ラブカの好きな食べ物は?
ラブカは深海の小魚や硬骨魚、他のサメ、タコ、イカ類などを捕食します。
駿河湾で混獲された139個体を対象にした胃内容物調査では、内容物が確認できた個体のうち60.5%が十腕類(イカ類)であったと報告されています(Kubota et al., 1991)。
一方で、全体の73.4%は空胃であり、深海ザメとしては非常に高い空胃率でした。
ラブカは顎を大きく開くことができ、三叉状の歯で獲物を引っかけて飲み込みます。
細長い体型は、イカのような柔らかい獲物を丸のみするのに適した構造と考えられています。
ラブカの歯の様子や捕食がわかる動画
ラブカの妊娠期間はギネス
田中彰先生(東海大学海洋学部客員教授)が1990年、ラブカの繁殖・妊娠期間について発表し、ラブカの妊娠期間は3年半だということがわかりました。
ラブカの3年半という妊娠期間は生物界最長の妊娠期間であるため、「妊娠期間が最も長い動物」として、ラブカはギネス世界記録に認定されました。
一般的なサメは人間と同じくらい〜少し長い期間なので、ラブカの3年半という妊娠期間はずば抜けて長いものといえます。
ニシオンデンザメの寿命のように、深海ザメの時間の流れはわたしたちよりもゆったりとしているのかもしれませんね。
ただし、継続的な観察が難しい深海種のため、正確な期間については研究が続けられています。
シン・ゴジラのモデルになった魚はラブカ?
2016年公開の映画『シン・ゴジラ』に登場するゴジラ第2形態(通称「蒲田くん」)は、深海ザメのラブカがモチーフのひとつとされています。
公開当時、細長い体や大きく裂けた口などの特徴がラブカに似ていることからファンの間で話題となりました。
ラブカは2種類いる
ラブカ科ラブカ属のサメで現存するのは1属1種で、ラブカ(Chlamydoselachus anguineus)のみと考えられてきましたが、2009年に南アフリカの近海で新たな1種ミナミアフリカラブカ(Chlamydoselachus africana)が報告されました。
ミナミアフリカラブカは見た目はラブカとあまり変わりませんが、頭部がより長く、エラ孔ははより短いという特徴があります。
また、ミナミアフリカラブカの脊椎骨数、腸の螺旋弁数はラブカより多くなっています。
| ラブカ | ミナミアフリカラブカ | |
|---|---|---|
| 学名 | Chlamydoselachus anguineus | Chlamydoselachus africana |
| 分布域 | 世界各地に点在、日本 | アフリカ南西部のアンゴラ共和国南部からナミビア共和国南部 |
| 好きな食べ物 | イカ類 | アフリカのノコギリトラザメ(Galeus poll)などの小さなサメ |
| 脊椎骨数 | 147 | 160〜171 |
| 腸の螺旋弁数 | 26〜28 | 35〜49 |
| 命名された年 | 1884年 | 2009年 |
| 保全状況 | 低懸念(Least Concern / LC) | 低懸念(Least Concern / LC) |
ラブカと人間との関わり
ラブカは深海に生息するため、人間が日常的に遭遇するサメではありません。
しかし、漁業による混獲、保全評価、国際規制、安全性といった点で社会との接点があります。
ここではラブカと人間との関わりを解説します。
ラブカと混獲の問題
ラブカを対象とした漁業はありませんが、トロール網、深海はえ縄漁、深海刺し網で混獲されることがあります。
深海漁業は1950年代以降に拡大してきました。
現在のところラブカは広範囲に分布し、個体群の急減は報告されていませんが、今後さらに深海への操業が広がれば、混獲状況が変化する可能性もあります。
保全状況
ラブカは絶滅危惧種?
ラブカは低懸念(LC / Least Concern)と評価されています。
| 絶滅 | 絶滅危惧種 | 絶滅リスクは低い | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.絶滅(EX) | 2.野生絶滅(EW) | 3.深刻な危機(CR) | 4.危機(EN) | 5.危急(VU) | 6.準絶滅危惧(NT) | 7.低懸念(LC) |
| どこにもいない | ほぼ絶滅 | かなりやばい | やばい | やばそう | そろそろやばい | 今は心配なし |
| メガロドン | - | ヨゴレ、シロワニ、アカシュモクザメ | アオザメ、ニタリ、レモンザメ | オオメジロザメ、ホホジロザメ、クロヘリメジロザメ | イタチザメ、ヨシキリザメ | ネコザメ |
| - | - | イリオモテヤマネコ、ラッコ | トキ、トラ | パンダ | トド | - |
| - | - | - | ニホンウナギ | クロマグロ | - | ブリ |
※この他に、データ不足で正しく評価できない情報不足種 (DD / Data Deficient)、まだ評価がされていない未評価種 (NE / Not Evaluated)というふたつのカテゴリーがあります。
※IUCNレッドリストでは、未評価種 (NE)、情報不足種 (DD)、低懸念(LC)、.準絶滅危惧(NT)、絶滅危惧種(危急、危機、深刻な危機)、野生絶滅(EW)、絶滅(EX)の9つのカテゴリに分類しています。
※レッドリストについては『【2025年12月版】絶滅危惧種のサメの種類とは?IUCNレッドリストのまとめ』で解説しています。
ラブカは現在、IUCNレッドリストで「低懸念(LC / Least Concern)」と評価されています。絶滅危惧種ではありませんが、低懸念(LC)は「絶対に安全」という意味ではありません。
ラブカは妊娠期間が非常に長く(推定1~3年以上)、赤ちゃんザメの数も少ないため、漁業圧が強まると個体数が急激に減少する可能性があります(Ebert et al. 2021)。
現在は深海という生息環境が空間的な避難域として機能していると考えられますが、将来的に深海漁業が拡大すれば状況が変わる可能性もあります。
ラブカの現在の安定性は、生物学的な強さというよりも、深海という物理的距離に支えられている可能性があります。
【2025年12月版】絶滅危惧種のサメの種類とは?IUCNレッドリストのまとめ
ワシントン条約(CITES)
- ワシントン条約(CITES)
- 掲載なし
ラブカは現在、ワシントン条約(CITES)には掲載されていません。これは国際取引による絶滅リスクが、現時点では高くないと判断されているためです。
ワシントン条約(CITES / サイテス)のリストに掲載されたサメ類と日本の対応について
ラブカを水族館で見るには

「水族館で深海サメ「ラブカ」とご対面! 八景島シーパラダイス【2021年1月】」
ラブカは深海に生息するため、生きた個体が水族館に展示される機会は非常に限られています。生体展示は短期間で終了することが多く、標本や冷凍個体の展示が中心です。
2022年1月25日〜26日、横浜・八景島シーパラダイスでラブカが展示されましたが、1月27日の朝に死亡してしまいました。
まずは、生体展示の背景となる飼育記録から見ていきます。
横浜・八景島シーパラダイスで展示されていたラブカについては「水族館で深海サメ「ラブカ」とご対面! 八景島シーパラダイス【2021年1月】」にまとめています! ついに水族館で深海サメのラブカとご対面しました!! 今回のブログでは、八景島シーパラダイスで生きたラブカとご対面した日のことをお届けします。 水族館でラブカに出会うまで 2022年1月25日。 たまた ... 続きを見る

水族館で深海サメ「ラブカ」とご対面! 八景島シーパラダイス【2022年1月】
ラブカの捕獲・水族館での飼育(日本)
ラブカは日本でも複数回生体搬入の記録がありますが、生存日数は短いケースが多く、水族館での長期飼育は難しいとされています。
- 2004年3月、アクアワールド茨城県大洗水族館(茨城県東茨城郡大洗町)
- 茨城県ではあまり捕獲されないが、初めて生きたラブカが運ばれてきた。(参照:大洗水族館『SHARKサメのふしぎ』2017年、第3版1刷、p.41に当時の写真もあり)展示はしていない。
- 2007年1月21日、水族館あわしまマリンパーク(静岡県沼津市)
- 全長1.6メートルの雌の個体を奥駿河湾の内浦湾で捕獲、生きている姿を撮影。衰弱が激しく、捕獲後数時間で死亡。同水族館では複数回、成体の飼育記録がある。
- 2008年4月3日、新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市片瀬海岸)
- 2008年4月2日、神奈川県横須賀市長井漁港沖でヒラメ刺し網漁により捕獲された全長1.5メートルの雌のラブカを翌3日に生体展示。衰弱が予想され、1日のみの公開。
- 2010年11月14日、伊豆・三津シーパラダイス
- 沼津市で獲られた1.5メートルの性別不明のラブカ。生存期間不明。その後、同水族館で複数回飼育記録。
- 2012年3月8日ならびに5月20日、沼津港深海水族館
- 生きたラブカを展示。それぞれ別個体で、どちらも一晩で死亡。
- 2012年12月28日、沼津港深海水族館
- 駿河湾井田地区沖の水深310メートルで捕獲されたラブカは4日間生存、2013年1月1日に死亡が確認。その後も同水族館では複数回の飼育記録。
- 2016年2月、横浜・八景島シーパラダイス
- 相模湾で獲られたメスのラブカが飼育されたが、3日で死亡。解剖したところ受精卵が4個見つかり、そのうち2個が同水族館で同年5月に飼育展示。それ以前にも、同水族館では他にも3回、成体の飼育記録。
- 2016年、沼津港深海水族館
- 10月に約1日、11月から12月にかけて5日間、12月末に7日間と立て続けに捕獲・飼育され、12月末の飼育で沼津港深海水族館のラブカの最長飼育を記録を更新。さらに、2017年1月17日に搬入されたラブカが数日間飼育され、2月4日にもラブカの生体が搬入されて飼育。
- 2017年4月14日、日本テレビ系列のバラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』
- 『ザ!鉄腕!DASH!!』の出演者であるTOKIOの城島茂と山口達也らが、番組の企画「DASH海岸」でのロケ中に東京湾にて生きている状態で捕獲。捕獲した個体は水槽に入れて観察したのち、海に戻された(参考記事:「東京海底谷にいた深海の古代ザメのラブカをTOKIOが『ザ!鉄腕!DASH!!』のロケ中に生きたまま捕獲」)。
- 2020年1月16日、熊野灘
- 遊漁船が捕獲し、串本海中公園の水槽に入れられたが、翌日に死亡。
- 2020年1月13日〜16日、横浜・八景島シーパラダイス
- ラブカが飼育されたが、4日で死亡。
- 2022年1月25日〜26日、横浜・八景島シーパラダイス
- メスのラブカが飼育されたが、2日で死亡。搬入の時点で弱っていたが、搬入当日の2022年1月25日には泳いでいる姿が目撃されていた。2022年1月26日午後には水槽奥に頭を突っ込んでひっくり返っていた。その後、縦になり尻尾だけを揺らす状況が続いていた。その翌朝に死亡。
飼育記録から見えること
これらの記録を見ると、ラブカは搬入後数時間〜数日で死亡するケースが多いことがわかります。
深海の低水温・高圧環境から急激に環境が変化することが、生体維持の難しさにつながっている可能性があります。
生体展示は「珍しいイベント」であると同時に、深海生物を扱う難しさを示す記録でもあります。
混獲というかたちで人間社会と接点を持った個体は、多くの場合そのまま流通に回ります。そのなかで、水族館という場に運ばれ、短い時間でも生きた姿を見せるケースもあります。
それをどう受け止めるかは立場によって異なるでしょう。
ただ少なくとも、深海という見えない世界を想像するきっかけにはなっています。
未知の世界や図鑑の中の生きものではなく、目の前で現実に存在する生きものとして出会う経験がどこまで保全につながるのかは簡単には測れません。それでも、「見た」という記憶が残ること自体には意味があるのではないだろうか、といつも感じています。
水族館で見ることのできるラブカ
水族館で見ることのできるラブカは剥製や冷凍標本などです。
もし、ラブカの生体展示を始めましたというお知らせを今後聞くことがあれば、その当日か翌日までに足を運んだ方がいいのかなと思います。
会えたらラッキー!ラブカの生体展示

2022年1月25日〜26日、横浜・八景島シーパラダイス
2022年1月25日〜26日、横浜・八景島シーパラダイスでラブカの生体が展示されました。
わたしが行ったのは26日。
写真でもわかるように、体を縦にして尾びれだけを動かし、まったく泳がないという状態でした。
ラブカの生体展示を始めましたというお知らせを今後聞くことがあれば、とにかく急いでください。ラブカの生体展示は、搬入時点ですでに弱っていることも多く、公開期間は短くなりがちです。
可能であれば当日、遅くても翌日までに足を運ぶことをおすすめします。
水中ラブカ(沼津港深海水族館)
沼津港深海水族館にいたラブカの様子。
かわいいです。
ラブカの冷凍標本

八景島シーパラダイスのラブカの冷凍標本
八景島シーパラダイスではラブカの冷凍標本を見ることができます。
【深海魚まつり開催中‼】
深海魚まつり2日目です!水族館のすぐ横、竹島ベイパークにて開催
タケスイは14時から「深海ザメの解剖&なんでも食べちゃう三ちゃんトークショー」をおこないます!深海ザメの体の特徴を一緒に勉強してみませんか?
登場する深海ザメをチラ見せ。おや…この特徴的な歯は? pic.twitter.com/JaHQ2WB60O— 蒲郡市竹島水族館 【公式】 (@takesuiaquarium) October 30, 2022
また、水族館で開催される期間限定の深海魚イベントなどでラブカの冷凍標本に実際に触ることができることもあるので、マメに情報をチェックしてみましょう!
ラブカの標本

京急油壺マリンパークのラブカの標本

京急油壺マリンパークのラブカの標本
ラブカの標本を見ることができる水族館は、
- アクアマリンふくしま(福島県いわき市)
- 新江ノ島水族館「えのすい」(神奈川県藤沢市)
その他、期間限定のイベントで展示する施設もあるようです。
京急油壺マリンパーク
※京急油壺マリンパークは閉館しました。
京急油壷マリンパークで見ることができるのは、深海サメ「メガマウス・ラブカ・ミツクリザメ」の標本です。
メガロドンの巨大な歯もあります。
過去には、サメのタッチプールでドチザメやネコザメと戯れることもできました。
京急油壷マリンパークはサメ好きが楽しめる水族館のひとつです。初めて行った時よりも、サメの展示がグレードアップしてるのが嬉しい。
今後もまた何か増えたらいいなぁ。
水族館・絶景好き必見!みさきまぐろきっぷのおすすめルートは油壺マリンパーク〜城ヶ島で決まり
京急油壺マリンパーク
神奈川県三浦市三崎町小網代1082
京浜急行三崎口駅からバス
ラブカを食べることはできる?味は?

竹島水族館の教育展示で「食文化」としてのラブカを紹介していました。
ラブカは漁業の対象種ではありませんが、混獲個体が利用される現実があることも、水族館では伝えています。
竹島水族館では、へんないきもの大王タイトルマッチで優勝した変態飼育員(原文ママ)「三ちゃん」がラブカを調理&食べてみたときの感想のパネルを展示しています。
ラブカを料理する写真や詳細な流れなどについて竹島水族館に展示してあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ここでは、竹島水族館の変態飼育員(原文ママ)「三ちゃん」がラブカを料理して食べたときの話をざっくりとまとめました。
ラブカを料理するときに「三ちゃん」が気がついたこと
- ラブカは肝臓が大きい
- 身は透明感のある白身
- 臭みはない
- 深海魚特有の水分が多い
「三ちゃん」によるラブカの味レポ
- 柔らかい鳥のササミのような食感
- 味も鳥のササミのような美味しさ
※蒲郡の竹島への観光旅行!回り方やモデルコース、おすすめ宿やご当地グルメも紹介
参考文献一覧
- Kubota T, Shiobara Y, Kubodera T (1991) Food habits of the Frilled Shark Chlamydoselachus anguineus Collected from Suruga Bay, Central Japan. Nippon Suisan Gakkaishi 57:15–20. https://doi.org/10.2331/suisan.57.15.
- IUCN Red List. Chlamydoselachus anguineus (Frilled Shark). https://www.iucnredlist.org/species/41794/124416882 (accessed 2026-02-16).
- FishBase. Chlamydoselachus anguineus, Frilled shark. https://www.fishbase.se/summary/Chlamydoselachus-anguineus.html (accessed 2026-02-16).




