メガマウスザメは、おたまじゃくしのような丸い顔と、大きな口が特徴的な巨大なサメです。そのユニークな姿から「メガマウス」と名付けられました。
1976年、ハワイのオアフ島周辺で初めて発見されたメガマウスザメは、1938年に発見されたシーラカンスとともに20世紀最大の魚類学の発見といわれています。深海のアンカーに偶然巻き込まれたオスの個体でした。
世界各地で発見されていますが、その数はまだ261件(Yu et al. 2021)と少なく、生態は謎に包まれています。近年、日本では千葉県館山、三重県などで発見が相次いでおり、注目を集めています。
今回のブログでは、そんな謎に満ちたメガマウスザメのことを解説します。
メガマウスザメとは
↑メガマウスザメの泳ぐ姿や質感が伝わってくる動画。
おすすめ動画です。
まず、メガマウスザメの基本情報を紹介します。
基本情報
- 標準和名
- メガマウスザメ
- 別名
- メガマウス
- 英語名
- Megamouth Shark
- 学名
- Megachasma pelagios
- 保全状況
- 低懸念(LC / Least Concern)
- 分類
- ネズミザメ目メガマウスザメ科メガマウスザメ属
- 危険度
- シャークアタックの回数
- 0件のサメ事故(1580-2020年)
- サメの攻撃が原因の死亡事故
- 0件のサメによる死亡事故(1580-2020年)
- 生活様式
- 遊泳性
- 分布
- 太平洋、インド洋、大西洋の温熱帯海域。記録のおよそ56%が台湾の海域(Yu et al. 2021)。日本での発見例も多い。
- 日本国内での分布域
- 東京湾の海底谷や沖合、千葉県館山市、静岡県、三重県などの太平洋側。福岡県など。
※2026年7月追記:その後、高知県室戸市沖(2024年)や長崎県対馬市(2025年)でも記録されています。
- 生息域
- 浅海から深海(200m)
※2021年当時の記述です。Clerkin et al.(2024)の衛星タグ調査では、昼間に水深200〜1,000mの中深層を使うことが確認されました。
- 水深
- 水深12m〜200mまでを垂直移動
※2021年当時の記述です。Clerkin et al.(2024)は、昼は水深200〜1,000m、夜は表層近くという日周垂直移動を報告しています。
- 大きさ
- 記録されている最小個体は1m76cm。最大7m。
- 最大全長
- 最大7m。
- 体重
- 〜1,215kg。平均750kg。
- 平均寿命
- 不明。
※サメの年齢を推定するのは難しく、多くのサメが過小評価されている可能性があるので今後さらに長くなる可能性もあります。
- 最大寿命
- 不明
- 繁殖方法
- 胎生と考えられている。メガマウスザメの卵巣は他のネズミザメと似ているため繁殖方法も類似していると見られていましたが、2023年にフィリピンで見つかった妊娠個体の調査により、卵胎生(無胎盤性胎生)であることが確認されました(Bueno et al. 2025)。
- 妊娠期間
- 不明
- 産仔数
- 少ないと考えられていましたが、2023年にフィリピンで確認された世界初の妊娠個体は、7匹の仔を宿していました(Bueno et al. 2025)。
- 幼魚の大きさ
- 少数の比較的大きな幼魚を産むと考えられている。(Oceana)
- 繁殖サイクル
- 周年
- 成熟年齢
- 不明
- 成熟サイズ
- オス:4m、メス:5m
- 歯の形状
- 上歯は下歯よりも小さい。下の歯の尖端は、上の歯の尖端よりも鋭く、長い。
- 泳ぐ速度
- 泳ぎは得意な方ではなく、遊泳速度は遅い。平均時速1.5 km〜最高速度2.1 km。
- 性格
- おとなしい、臆病。
- サメの生態
- 口を開けたまま泳いでプランクトンを食べる。白銀に光る口腔で獲物を近くに呼び寄せることができるようだ
- 1日の過ごし方
- 昼と夜で海中を垂直に移動。昼は約200~1,000mの中深層で過ごし、夜間には水深10mから25mの海表面近くまで浮上。
- 好きな食べ物
- プランクトン、オキアミ、エビ、アカザエビ、カイアシ類、クラゲ。
- 海の仲間のお友達
- お友達は不明。ダルマザメやマッコウクジラは襲ってくるのでメガマウスザメのお友達ではないようです。(McCarthy 2014)
- 生息年代
- 不明
- 命名された年
- 1976年11月
- サメが住んでいる水深
-
※水深200mの深海を星5と評価
- 巨大ザメ指数
-
※最大全長が5m以上のサメを星5と評価
- 水族館で会える可能性
- ペットとして飼育できる可能性
メガマウスザメの生態
ここではメガマウスザメの生態について解説します。
特徴とは?
メガマウスザメの特徴といえば、大きな口!
全長約5mのメガマウスザメの口の幅は約1.3 mもあります。
口は全長の約30%まで伸びます。
メガマウスザメは、ウバザメやジンベエザメと同じくろ過摂食動物であり、プランクトンやオキアミなどの浮遊性の獲物をろ過するために、口を常に大きく開いて泳ぎます。
名前の由来は?
メガマウスザメはそのぽっかりとした口と巨大な顎という特徴的な風貌から名前がつけられました。
メガという名前はギリシャ語で「巨大」を意味することに由来しています。
メガマウスザメの学名“Megachasma pelagios”は、mega(巨大)、chasma(裂け目)、pelagios(海)を意味します。
分類は?
メガマウスザメの分類はネズミザメ目(Lamniformes)メガマウスザメ科(Megachasmidae)メガマウスザメ属(Megachasma)です。
ネズミザメ目のサメといえば、ホホジロザメやアオザメやウバザメなどサメらしいフォルムのサメが多いです。
メガマウスザメには独自の科と属が与えられ、メガマウスザメ属(Megachasma)の唯一のサメとなっています。
歯の本数は?
出典:海遊館「こだわりの標本|海遊館とつながる|メガマウスザメの歯」
メガマウスザメは、上顎に最大50列の歯、下顎に最大75列の歯を持っています。
分布域は?
Chris_huh, CC BY-SA 3.0 <http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/>, via Wikimedia Commons
メガマウスザメは発見された数は少ないですが、インド洋、太平洋、大西洋などに広く分布しています。
ブラジル、アフリカの西海岸(セネガル)、南アフリカでそれぞれ1例メガマウスザメが発見された記録がありますが、大西洋では太平洋ほど一般的ではありません。ハワイ諸島沖の深海、カリフォルニア、西オーストラリアの海岸近くなど。
これまでに記録されたメガマウスザメのうち、およそ56%にあたる146件が台湾の海域で見つかっています(Yu et al. 2021)。
2022年7月29日には、タンザニア・ザンジバル諸島のペンバ島にあるチョレ市場で、オスの個体が確認されました。タンザニアでの初記録です(van Beuningen et al. 2023)。記録が増えているのは、メガマウスザメが急に増えたからではなく、これまで調査されてこなかった海域で調査が始まったからだと考えられます。
また、南シナ海でも記録が加わりました。2018年9月18日、スビ礁(渚碧礁)南西の海域で行われた科学調査の中層トロールに、全長約5mのメスがかかっています。写真と動画が撮影され、生きたまま海へ戻されました(Tian et al. 2025)。この海域でメガマウスザメが科学調査によって記録された例としては、いまのところ最も古いものです。
日本での分布域・発見された場所は?
日本国内では、東京湾の海底谷や沖合、千葉県館山市、静岡県、三重県などの太平洋側、および福岡県などで発見されています。
その後、太平洋側以外でも記録が続いています。2024年5月24日、高知県室戸市沖の定置網に体長約6mのメスが入り、三津漁港に運ばれたあと死亡し、海遊館が研究のために引き取りました(高知新聞 2024)。2025年1月29日には、長崎県対馬市峰町の定置網に体長約6m、体重約1トンとみられる個体がかかりました。一度は沖へ逃がされましたが、翌朝に港で見つかり、その後死亡が確認されています。専門家は、日本海側で見つかること自体が珍しく、対馬では例がないと述べています(NCC長崎文化放送 2025)。
生息域は?
メガマウスザメは水深23〜200mで捕獲されています(Nakaya 2010)。
メガマウスザメは深海と浅海の垂直移動を交互に繰り返しているのではないかとみられています。Nelson et al.(1997)は、カリフォルニア沖で追跡した個体が、夜間は水深12〜25mにとどまり、夜明けとともに120〜160mまで潜ったと報告しています。
この上下の移動は、朝と夕方の薄明の時間帯に合わせて起きていました。
Clerkin et al.(2024)は、台湾東方の海域で3個体にポップアップ式の衛星タグを取り付け、それぞれ12日、58日、244日にわたって記録を取りました。3個体とも、昼間は水深200〜1,000mの中深層で過ごし、夜になると表層近くまで上がる日周垂直移動を繰り返していました。数か月にわたって台湾東方にとどまったあと季節的に移動する様子や、1個体が南シナ海まで移動した記録も得られています。これは、この種の動きを長期間追いかけた最初の調査です。
メガマウスザメは深海ザメなの?
メガマウスザメは初めて発見されたのが、調査船の深海軍用機器に取り付けられたシーアンカーに巻き込まれた雄個体だったり、生活域に深海が含まれていると考えられているため深海ザメという印象がありますが、実際のところは深海ザメではないと思われます。
深海ザメといえば肝臓の重量が体重の20%を占めるほど重いのが特徴ですが、メガマウスザメの場合、わずか3%しかありません(『美しき捕食者サメ図鑑(田中彰)p.29』)。
また、前述のようにメガマウスザメは深海と浅海の垂直移動を交互に繰り返しているため、生息域は両方ということになります。
メガマウスザメは深海ザメの特徴である重い肝臓を持たないこと、深海と浅海の垂直移動を交互に繰り返していることから深海ザメではないと考えられるのではないでしょうか。
メガマウスザメは光るサメなの?
メガマウスザメの上顎の白色帯は獲物を引き付けるために光を生成するのではないかと考えられていましたが、2020年11月、ベルギーのルーヴァン・カトリック大学と沖縄美ら島財団の共同研究チームが、メガマウスザメは生物発光しないことを示す研究結果 “The megamouth shark, Megachasma pelagios, is not a luminous species” を公表しました(Duchatelet et al. 2020)。
沖縄美ら島財団によると、メガマウスザメの口の中や白色帯のウロコには様々な形状が存在し、プランクトンの発する生物発光を反射する可能性があるとのこと。
その光を反射する可能性のあるウロコに人工的な照明やエサ生物の発光が反射した様子を目撃されたことにより、メガマウスザメは発光するのではないかと考えられていたようです。
好きな食べ物は?
メガマウスザメが好きな食べ物はオキアミです。
クラゲを食べることもあります。
メガマウスザメはどうやって子どもを産むの?
長いあいだ、メガマウスザメの繁殖方法はわかっていませんでした。妊娠したメスも、生まれたばかりの赤ちゃんザメも、一度も見つかっていなかったからです。
2023年11月14日、フィリピン・ルソン島アウロラ州ディパクラオの海岸に、全長5.6mのメスが打ち上げられました。傍らに1匹、体内に6匹、あわせて7匹の赤ちゃんザメがいました。世界で初めて確認された、妊娠したメガマウスザメです。
フィリピン国立博物館、水産資源局(BFAR)、Marine Wildlife Watch of the Philippinesなどの研究チームは、遺伝子解析で親仔ともにメガマウスザメであることを確定しました。そのうえで、卵が母親の体内で孵化してから赤ちゃんザメが生まれる卵胎生(無胎盤性胎生)であることを確認しています(Bueno et al. 2025)。
研究チームは、母親と赤ちゃんザメの体の各部を測って比べました。その結果、赤ちゃんザメは母親をそのまま小さくした姿ではなく、部位によって育ち方が違うことがわかりました。
わかったことは大きいのですが、そのために1匹のおかあさんザメと七匹の赤ちゃんザメたちが死んでいます。この種について私たちが知っていることの多くは、こうして打ち上げられた個体や、網にかかった個体から得られてきました。知ることと、失うことが、ここでも重なっています。
メガマウスザメと人との関わり
メガマウスはフィリピンや台湾などで稀に混獲されることがあります。
その際、希少種とわからない人々によって食用にされてしまうこともあります。
2009年、フィリピン中部のブリアス島沖で漁師の網にかかり、もがいているうちに死んでしまったメガマウスザメは近くのソルソゴン州ドンソルに運ばれ、そこで食肉処理されて食べられてしまいました。
このメガマウスザメは世界で41番目に発見された個体でした。
メガマウスザメは絶滅危惧種?
メガマウスザメは絶滅危惧種?
メガマウスザメは低懸念(LC / Least Concern)と評価されています。
| 絶滅 | 絶滅危惧種 | 絶滅リスクは低い | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.絶滅(EX) | 2.野生絶滅(EW) | 3.深刻な危機(CR) | 4.危機(EN) | 5.危急(VU) | 6.準絶滅危惧(NT) | 7.低懸念(LC) |
| どこにもいない |
ほぼ絶滅 |
かなりやばい |
やばい |
やばそう |
そろそろやばい |
今は心配なし |
| メガロドン | - | ヨゴレ、シロワニ、アカシュモクザメ | アオザメ、ニタリ、レモンザメ | オオメジロザメ、ホホジロザメ、クロヘリメジロザメ | イタチザメ、ヨシキリザメ | ネコザメ |
| - | - | イリオモテヤマネコ、ラッコ | トキ、トラ | パンダ | トド | - |
| - | - | - | ニホンウナギ | クロマグロ | - | ブリ |
※この他に、データ不足で正しく評価できない情報不足種 (DD / Data Deficient)、まだ評価がされていない未評価種 (NE / Not Evaluated)というふたつのカテゴリーがあります。
※IUCNレッドリストでは、未評価種 (NE)、情報不足種 (DD)、低懸念(LC)、.準絶滅危惧(NT)、絶滅危惧種(危急、危機、深刻な危機)、野生絶滅(EW)、絶滅(EX)の9つのカテゴリに分類しています。
※レッドリストについては『【2025年12月版】絶滅危惧種のサメの種類とは?IUCNレッドリストのまとめ』で解説しています。
IUCNレッドリストでは、メガマウスザメを絶滅の恐れがない低懸念(LC / Least Concern)と評価しています(Kyne et al. 2019)。
ただし、メガマウスザメは捕獲例が少ない希少種のためこの評価が正解なのかは難しいところかもしれません。
記録の半分以上が台湾の海域に集中しているため(Yu et al. 2021)、発見数の多い台湾では乱獲が危惧されています。
台湾では、その後に制度が整えられました。2013年からメガマウスザメを漁獲した場合の報告が義務づけられ、2020年からは捕獲・保持そのものが禁止され、生死にかかわらず海へ戻すことが求められています(Yu et al. 2021)。ただし、この措置によって研究用の標本が得られにくくなり、繁殖や年齢成長の調査は今後さらに難しくなるとYuらは指摘しています。守ることと、知ることが、ここでは同じ方向を向いていません。
メガマウスザメは人食いザメなの?人間への危険性は?
メガマウスザメはおとなしく、臆病で、プランクトンなどを好んで食べるサメなので人食いザメではありません。
また、人間と遭遇した例は極めて少ないので今後も人間にとって危険なサメということにはならないでしょう。
メガマウスザメが発見された場所と日付
1976年以来、希少種「メガマウスザメ」の記録は世界中で261件です(Yu et al. 2021)。目撃情報の大部分は黒潮に沿って発生しています。
そのうち146件が台湾の海域で、全体のおよそ56%を占めています(Yu et al. 2021)。
※Yu et al.(2021)が2021年時点でまとめた集計です。その後も記録は増え続けています。
ここでは、メガマウスザメが発見された場所と日付の一部を紹介します。
- 長崎県対馬市峰町の定置網| 2025年1月29日
- 高知県室戸市沖の定置網| 2024年5月24日
- フィリピン、ルソン島アウロラ州ディパクラオ(妊娠個体)| 2023年11月14日
- アメリカ サンディエゴ| 2022年9月11日
- フィリピン、カミギン島| 2022年7月31日
- タンザニア、ペンバ島チョレ市場| 2022年7月29日
- フィリピン、フィリピン北部ルソン島最南端ソルソゴン| 2022年6月11日
- フィリピン、サンロケ| 2021年12月29日
- 千葉県館山市の港の岸壁| 2021年6月15日
- 千葉県館山市の波左間の沖合約1キロに設置している定置網内| 2021年6月11日
- 南シナ海、スビ礁(渚碧礁)南西の海域| 2018年9月18日
- 三重県尾鷲市沖20キロの熊野灘| 2017年5月26日
- 千葉県館山市の洲埼灯台の沖の定置網| 2017年5月22日
- 三重県尾鷲市の定置網 2016年4月15日
- メキシコ、ナヤリット州| 2015年12月24日
- ミサミスオリエンタル、フィリピン| 2015年11月
- ゲアン、ベトナム| 2015年6月2日
- フィリピン、カガヤンデオロ市| 2015年3月21日
- マリゴンドン、フィリピン| 2015年1月28日
- フィリピン、カガヤンデオロ市| 2014年6月30日
- アグサンデルノルテ、フィリピン| 2014年6月23日
- 静岡、日本| 2014年4月14日
- アンティーク、フィリピン| 2014年3月14日
- 真鶴、日本| 2013年9月6日
- 台湾東部| 2012年10月16日
- スリランカ、ネゴンボ港| 2012年7月5日
- 中国の海| 2012年1月
- 相模湾、日本| 2011年7月1日
- 静岡県| 2011年6月24日
- ボホール、フィリピン| 2010年
- 台湾東部| 2010年6月19日
- 中国南東部| 2010年4月25日
- ベニトス諸島、メキシコ| 2009年11月6日
- リオデジャネイロ、ブラジル| 2009年7月9日
- 台湾| 2009年6月9日
- フィリピン| 2009年3月31日
- フィリピン、南レイテ島| 2008年9月5日
- 台湾東部| 2008年7月10日
- 台湾| 2008年6月30日
- フィリピン、南レイテ島| 2007年9月27日
- バハカリフォルニア、メキシコ| 2007年9月23日
- 日本| 2007年7月
- 相模湾、日本| 2007年6月
- フィリピン| 2007年5月29日
- バハカリフォルニア、メキシコ| 2006年11月16日
- 南シナ海| 2006年5月23日
- 相模湾、日本| 2006年5月2日
- フィリピン、カガヤンデオロ市| 2006年3月12日
- フィリピン、バヤワン市| 2006年1月26日
- Hualieng、台湾| 2005年6月5日
- Hualieng、台湾| 2005年5月5日
- Hualieng、台湾| 2005年5月4日
- Hualieng、台湾| 2005年5月2日
- Hualieng、台湾| 2005年4月25日
- カガヤンデオロ、フィリピン| 2005年1月30日
- 三重県| 2005年1月23日
- イロイロ、フィリピン| 2004年11月4日
- 静岡、日本| 2004年4月23日
- 池原市、日本| 2004年4月19日
- インドネシア、スマトラ島| 2004年3月13日
- エクアドル、グアヤス| 2004年3月8日
- 静岡、日本| 2003年8月7日
- 花蓮県、台湾| 2003年7月3日
- 米国カリフォルニア州デイナポイント| 2003年5月26日
- フィリピン、カガヤンデオロ市| 2003年1月6日
- 南アフリカ、ネイチャーズバレー| 2002年4月20日
- 東インド洋| 2002年1月18日
- 米国カリフォルニア州サンディエゴ| 2001年10月19日
- 米国カリフォルニア州サンディエゴ| 1999年10月1日
- 北スラウェシ、インドネシア| 1998年8月30日
- 三重県| 1998年4月23日
- カガヤンデオロ、フィリピン| 1998年2月21日
- 三重県| 1997年4月30日
- ブラジル南部| 1995年9月18日
- セネガル、ダカール| 1995年5月4日
- 福岡県の博多湾、日本| 1994年11月29日
- 米国カリフォルニア州デイナポイント| 1990年10月21日
- 駿河湾、日本| 1989年6月
- 浜松市、日本| 1989年1月23日
- オーストラリア、マンジュラ| 1988年8月18日
- カタリナ島、カリフォルニア、米国| 1984年11月29日
- 米国ハワイ州オアフ島| 1976年11月15日
メガマウスザメについてのよくある質問
メガマウスザメについてのよくある質問をまとめました、さらに知りたい方のためにおすすめ記事へのリンクも貼っています。
メガマウスの鳴き声はウシガエルのような低音って本当?
2014年4月、NHKの番組「キッチンが走る!」のロケ中に生きたまま水揚げされたメガマウスにたまたま遭遇した杉浦太陽さん。
杉浦太陽さんのブログによると、メガマウスザメが鳴くそうです!?
杉浦太陽さんによると、メガマウスザメは「くぉぉぉぇぇぇぇぇ」と、牛ガエルに近い?低音で響く鳴き声で鳴いていたとのこと。
喉元の肌はブヨンブヨン、背中は鮫肌だったとか。
このときのメガマウスザメの全長は4.4メートルでメス、場所は静岡市清水区の由比漁港とのことです。
歯や骨、ひれの棘などをすり合わせた摩擦音、摩擦音を浮き袋で共鳴させた共鳴音、筋肉や浮き袋の壁を激しく振動させた特有な振動音を出す魚を発音魚といいます(なおサメには浮き袋はない)。
コーネル大学では多くの魚たちは音でコミュニケーションをとっているのではないかということが研究されています。
メガマウスザメは鳴くのか、それとも器官やエラ穴などから空気音が発生していただけなのか・・・目撃者でもなく、研究者ではないわたしに真偽はわかりませんが、こういう目撃談はおもしろいですよね。
メガマウスザメの交友関係は?
メガマウスザメの交友関係は不明です。
メガマウスザメにとって、あまり好ましくない交友関係はマッコウクジラやダルマザメかもしれません。
1998年8月30日、インドネシア・北スラウェシのマナド沖にあるナイン島の近くで、全長約5mのメガマウスザメが3頭のマッコウクジラに襲われている様子が研究者たちにより観察されました。背びれの付け根とエラに、襲われた跡が残っていました。
また、メガマウスザメの標本には、ダルマザメによって付けられたのではないかと推測される痕跡が見つかりました。
泳ぐ速度が遅いメガマウスザメには、敵の方が多い可能性もありますね。
メガマウスザメとメガロドンの違いは?
どちらもネズミザメ目のサメで名前に「メガ」が付きますが、メガマウスザメとメガロドンは別のサメなので注意しましょう。
メガマウスザメは口の大きな穏やかなサメ、メガロドンはすでに絶滅した古代のサメで巨大なホホジロザメみたいなサメ(諸説あり)です。
メガマウスザメとウバザメの違いは?
どちらもネズミザメ目の大型のサメでありながら、プランクトンを食べるという共通点があります。
メガマウスザメはオタマジャクシのような見た目のサメですが、ウバザメはフォルムだけならいわゆる一般的なサメのフォルムをしているため、ときどきホホジロザメに間違えられたり、ときにはその巨体からメガロドンとサメ違いをされてしまうこともあります 笑
メガマウスザメと地震には関連がありますか?
メガマウスザメと地震の関連についてはこちらのブログをどうぞ!
メガマウスザメは水族館にいますか?
メガマウスザメは水族館にいません。
もしも展示したとしても短期間で終わってしまうでしょうね...涙
メガマウスザメの動画
メガマウスザメが泳いでいる姿などを見ることができる動画です。
おわりに
サメ好きとしてはいつか会ってみたいメガマウスザメ。
東京湾にも遊びに来てくれないかな。
参考文献一覧
- Taylor, L.R., Compagno, L.J.V. & Struhsaker, P.J. (1983) Megamouth—a new species, genus, and family of lamnoid shark (Megachasma pelagios, family Megachasmidae) from the Hawaiian Islands. Proceedings of the California Academy of Sciences, 43(8), 87–110.
- Nelson, D.R., McKibben, J.N., Strong, W.R., Lowe, C.G., Sisneros, J.A., Schroeder, D.M. & Lavenberg, R.J. (1997) An acoustic tracking of a megamouth shark, Megachasma pelagios: a crepuscular vertical migrator. Environmental Biology of Fishes, 49, 389–399.
- Nakaya, K. (2010) Biology of the Megamouth Shark, Megachasma pelagios (Lamniformes: Megachasmidae). In: Uchida, S. (ed.) Proceedings of the International Symposium: Into the Unknown, Researching Mysterious Deep-Sea Animals. Okinawa Churaumi Aquarium, pp. 69–83. PDF
- Kyne, P.M., Liu, K.M. & Simpfendorfer, C. (2019) Megachasma pelagios. The IUCN Red List of Threatened Species 2019: e.T39338A124402302. https://www.iucnredlist.org/species/39338/124402302 (accessed 2026-07-28).
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- Yu, C.-J., Joung, S.-J., Hsu, H.-H., Lin, C.-Y., Hsieh, T.-C., Liu, K.-M. & Yamaguchi, A. (2021) Spatial–temporal distribution of megamouth shark, Megachasma pelagios, inferred from over 250 individuals recorded in the three oceans. Animals, 11(10), 2947. https://doi.org/10.3390/ani11102947
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